眉間と額のシワ気になっていませんか？

太ったときにあまり影響が出にくいせいか、頬や目元ほどケアがなされない眉間と額。

しかし、眉間と額は表情ジワが深く刻まれやすい部位です。表情ジワとは、筋肉に力が入りすぎたり、いつも同じ表情をしていることによって、どんどん深く刻まれていくシワのことです。

表情ジワの改善はなかなか難しいとされています。そして、額を人差し指・中指・薬指の３本の指で押したとき、ムニュッと凹むようでしたら、あなたの体はかなりむくんでいます。

造顔マッサージを行うと、筋肉のコリをとりリンパや血行が促進されますので、むくみやシワの解消に効果が期待できますよ。

額の真ん中に人差し指・中指・薬指の３本をそろえて置き、指に力を入れながら、徐々にこめかみの方向へ動かします。

引っ張るのではなく、少しずつずらしていきながら押していきます。こめかみまできたら、耳の前を通って首筋を真っ直ぐ下ろし、鎖骨まで持ってきます。

これを３回繰り返しましょう。

リンパの流れを良くする

造顔マッサージを始める前に、顔周辺のリンパの流れをよくしてあげることからスタートしましょう。

リンパというのは、体の細胞から染み出る体液のことで、分解された栄養や老廃物などを運搬する役目で働いています。

リンパ管は血管と同じように体中に張り巡らされていて、リンパ管が束になっている部分のことをリンパ節と呼びます。

リンパは静脈を助けるような役割が強いので、リンパの流れが滞っていると、老廃物が上手く排出されず、体の中でどんどん毒素が蓄積されていきます。

ですから血液の流れとともに、リンパの流れもよくしてあげること、これは健康にも美容にもかかせないことなのです。造顔マッサージをしてイキイキと流れ始めたリンパが、通行止めで行き場を失ってしまわないように、道を開けてあげるのです。

人差し指・中指・薬指を３本そろえて、耳の前に置きます。指すべてに力を入れて、ゆっくりと下へ、首筋を真っ直ぐ通って鎖骨まで下ろします。

これを３回行いましょう。

造顔マッサージを始めましょう

それでは私が田中宥久子さんの造顔マッサージを試してみたことをベースにして、みなさんにマッサージの方法を少しお教えしたいと思います。

しかしこれはあくまで私が経験したことを書くものでありますから、田中さん本人が直接指導しているものとは若干食い違っている部分、自分なりの見解が含まれている場合があるかもしれません。

あくまで個人の感想だという前提で読んでくださいね。私の体験談を読んで、より興味を持たれた方、田中宥久子さんのメソッドを本気で試してみたいと思われた方は、田中さんの書籍・DVDを購入されることをすすめします。

書籍・DVDについてものちほどご紹介しましょう。造顔マッサージは、指先や指の腹を使いながら、顔に圧力をかけていきます。

従来のマッサージのように、顔の表面をやさしくなでるというのではありません。

顔の筋肉に直接力を与える、筋肉を揉み解すという意識を持って指を動かします。腹筋に力が入っていることがわかる程度の力加減です。

造顔マッサージの特徴

「造顔マッサージ」なぜここまで人気なのでしょう。その答えは一つ。確かな結果が表れるから。

造顔マッサージは、肌の表面をなでるような、従来のマッサージ法とは明らかに違います。

顔の筋肉に、かなり強めの刺激を与えます。かといって肌をひっぱったり伸ばしたりということは一切ありません。顔の筋肉をパーツごとに丁寧にケアすることで、驚くほどの効果が表れます。

むくみはすっきりと解消し、肌が引き締まることでたるみも目立たなくなります。

肌にハリが生まれることでシワも少なくなり、フェイスラインはきゅっとひきしまります。小顔効果ももちろん期待できますし、確実に数歳若く見られるようになります。

毎日続ければ１０年前の顔に戻れるとまで言われています。しかもマッサージにかかる時間はたったの３分。

まさに、美容整形を受けたかのような変化が表れる、これが特徴です。「造顔」、「顔を造る」。

ネーミング通りの画期的なマッサージ法です。

田中宥久子本人を変えたマッサージ法

田中宥久子さんが編み出したマッサージ法は、「SUQQU」では「顔筋マッサージ」として発表されましたが、フリーになり「Y・METHOD」というサロンをオープンさせた後からは「造顔マッサージ」と呼び方を変え、ジワジワと名前が広まっていきました。

田中さんが現在のマッサージ方を完成させるまでに、実に１６年がかかったそうです。田中さんの「美」に対する情熱には驚かされるものがあります。

しかしそんな田中さんも、４０代の頃までは他人のキレイを作ることばかりで忙しく、自分の顔のことには無関心だったそうです。

スキンケアさえする余裕がないぐらいに忙しかったようで、４０代の頃には５０代と間違えられたこともあったそうです。

これはいけないと、自身の顔を実験台にしながらマッサージを完成させていったのですね。４０代からマッサージを始めて、６０代であの美貌をキープしています。

ですから田中さんは、「いつから始めても遅くない」ということばをよく言われるそうです。